被覆作業
こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。
昨日は時折強い雨が吹き付けて心配しましたが、雨はこの時期の新芽がグングン育つには必要でありがたいものです。
今日は雨も上がり気持ちの良い青空になりましたが、風が強すぎる。
風も芽が大きくなって強風が吹くと、隣の葉と擦れあってキズが残るのですがまだそこまで大きくはありません。
本日は当組合が力を入れている「さえみどり」に寒冷紗を掛ける作業を組合員・女性部で行いました。
かぶせ茶とはその名のとおり、摘採する前の茶葉に寒冷紗と呼ばれる黒いネットをかぶせ日光をさえぎり栽培するのです。
そうすると、茶葉の中のテアニン(日本茶の旨味成分)がカテキン(これが多いと苦味・渋味の多いお茶になる)に変化しにくくなり、旨味や甘みが強いお茶になります。
いわゆる高級茶になります。
このさえみどりの被せ茶は昨年の県茶品評会で一等一席に入賞し、大変好評で毎年被覆面積を増やしています。
今年は6反歩(1反歩は300坪)、なかなか大変な作業でコストもかかります。
これを10日間ほど掛けた後、刈り取ります。
摘採については次回10日後にお伝えします。