茶園の改植
こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。
今朝は冷え込み、防霜ファンがにぎやかに回っていました。
そしてその逆で日中は暖かいいい日でした。
この3月~4月にかけては「改植」して「苗木」を定植する農作業があります。
東山地区は傾斜が多いのですが、近代は乗用型摘採がメインですのでそれができる畑にするため、ユンボ(一般にはパワーショベルのこと)を駆使して大規模に造成します。
TV「ポツンと一軒家」でスタッフが、置いてあるユンボが個人の所有物であると聞くと、「えーっ!これが個人所有なんて考えられないですよぉ」
と言ってたけど、東山の農家では半分以上の家で持ってますよ。
そして、改植造成も自分でやってしまいます。造成された面積は2反歩(たんぶ)位あるそうです。1反歩=300坪、600坪以上です。
ここに植える茶の苗は一年生(小学生ではないけど、一年生、二年生と言います)なのでとっても小さいのです。
そのまま植えてしまうと春から夏には雑草に負けてしまいます。除草対策、地温を高めるため、マルチ張りをしてあります。
元の地形と比べると、効率的なすばらしい茶園になりそうです。