こんばんは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 残暑厳しい９月ではありますが、それでも先月の暑さとは違ってきています。 朝晩は少しづつ涼しくなり、そして耳をすませば虫の音が心地よくなってます。 本日は埼玉県より「茶インストラクター」さん１０名様程で工場は稼働していませんが見学に来られました。 昨年も千葉県から20名様程の茶インストラクターさんがこの時期きてますね。 皆さん、インストラクターの勉強をしているくらいですのでお茶に興味のある方が多くて熱心に質問されていたようでした。 埼玉県といえば「狭山茶」茶産地のひとつです。 農家らしき方もいて工場所有のコンテナ式乗用摘採機に質問が飛び、 「１反歩刈るのに時間はどの位？」 と聞かれたようです。 「いったんぶ」という言葉は農家しか出ないでしょう。 また、畑の面積３００坪とか言われても、私達農家にとってピンとはきません。 コンテナ乗用摘採機と車載コンテナがあれば能率は上がりますが、なかなか個人で所有するのは経済的に大変です。 工場では乗用摘採機を4台と車載コンテナも複数所有しており、組合員が必要な時に燃料は自己負担で貸し出しています。 茶袋は使わないので、生葉を搬入する人の負担がかなり楽になったようです。

こんにちは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 本日発表されました第７８回全国茶品評会の深蒸し茶の部において、当東山茶業組合が念願の１等１席農林水産大臣賞を受賞することができました。 思い起こせば前回の受賞は21年前、平成15年以来であり久しぶりの嬉しい知らせに組合長はじめ組合員一同感慨深い思いです。 ちなみに出品したもう１点も５位入賞となり５位までに、掛川勢が３点入賞しましたので「掛川市」が産地賞を獲得していると思います。 さっそく静岡新聞社の取材を受け、お世話になったJAの茶関係者もお祝いの品を持って大勢来て頂きました。やはり２位じゃだめだったのでしょうか？ 改めてお世話になりました関係者に御礼申し上げます。

こんにちは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 連日猛暑続きでしたが昨夜、御照り続きの東山に待望の雨が降りました。 雨後の今朝は湿度も上がり、高温も相まって不快指数もMAXな状態です。 東山には県の雨量計サイポスレーダーがあります。それを見ると昨夜11時頃に１１ミリ記録しています。 今この時間も降り出しました。野山も茶畑もこれで一息つけたでしょうか。 同じ雨量でも短時間の土砂降りより、シトシト1日かけた降り方が地面には浸透すると言われてます。 さて本日、茶の名産地として全国に知られる東山地区の荒茶互評会が行われました。 地区の協同３工場と自園農家の１番茶と2番茶の荒茶を並べて審査します。 審査はJAの茶担当者です。地区の他の生産者のこだわったお茶を見て勉強もできます。 こうして切磋琢磨しながら次年度も高品質な東山茶の製造に繋げていきます。

こんばんは、掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 今日も暑かったと思いますが、毎週配達に来てくれる「おうちコープ」のお兄さんに「毎日暑いのにご苦労様！」と挨拶すると 「昨日、今日は少し前に比べたらそれでもラクですよ！」と言われました。 さてこの暑さの中でも茶園の管理は手も抜けず、なかなか大変です。 茶園の畝間にイノシシが入り込みいたずらしていきます。 敷き草した園や、更新園ではミミズが大量発生するのでイノシシが畝間を蹴散らして探しているのです。 イノシシ避けは電柵などを畑の周りに張り巡らせたりしますが、管理作業の邪魔になったり、費用もかかり、本当に困ってしまいます。 そこで今回初めてですが、高濃度の木酢液を使い、イノシシ回避を試してみた組合員の報告です。 撒く量は大さじ１杯で２ｍ間隔、ですが１畝（１．８ｍ幅）ごとの両端に撒きます。畝の真ん中あたりは撒きません。 中古のハチミツ容器で２プッシュづつ撒き、作業を省力化させてます。 木酢液は炭焼きの時に副産物として製造されるものです。暗褐色の液体で優れた消臭効果がありますが、木酢液自体も強い匂いを発し、ニオイを嫌がり動物が近寄らないようです。 なので手に着いてしまうと洗っても匂いが残り厄介です。 使った方のレビューによると、イタチ、ハクビシン、マムシには良好ですが、イノシシは不明、この組合員が成果を報告してくれると思います。 この害獣忌避剤説明のURL https://www.kwn.ne.jp/6690_superblack/

こんばんは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 毎朝9時、掛川の広報が熱中症警戒アラートを呼び掛け、連日猛暑が続いています。 静岡県西部はかなり記録級の高温らしいですね。 東向きで日当たり抜群の我が家は朝８時には、室温はすでに30℃。 本日この暑さの中、当組合員が栄西禅師顕彰会当番のため粟ヶ岳頂上の草刈りに汗を流してきました。 頂上は太陽に近いため余計に暑かったのかもしれません。 20年位前は東山は山間地のため、日没後の気温はグッと下がり過ごし易かったのですが、高温化しているの現代は朝方までエアコンに頼りっぱなしの毎日です。 ８月も高温のようです。皆様、水分補給をしつつ体調管理にお気を付けください。

こんばんは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 本日がR6二茶の最後の茶刈・製造となりました。 初めに茶園にかぶせておいた被覆材をみんなで取ります。 ヤブキタのかぶせ茶になりますが、これをブロークン製法にします。 ブロークンとは「壊れる」とかの意味で「細かくした」お茶です。 これは一般消費者向きではなく業務用であり、需要が多く取引先の茶商さんも見学されてました。 ちょうどひき肉のミンチ状態で細かくなるのです。 乾燥を終えたブロークンの荒茶は、通常の製品より細かくきれいです。

こんにちは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 雨天が多かった二茶も本日でほとんど終了です、 明日はヤブキタのかぶせ茶の製造のみで少量となります。 梅雨に入り強い雨があったり、厳しい暑さだったりとお茶刈りも大変でした。 昼間は暑くても夜間はそんなに暑くならなかったのでお茶の生育にも関係します。 人間にとっては寝苦しいほどではなかったので過ごし易かったですが。 この後は30日に工場をきれいに掃除して、10月に秋番茶を開始するまで3か月ほどお休みに入ります。 一番茶、二番茶と荒茶工場の見学者はたくさん来てくれました。 商いの茶商さん、保育園のみんな、農家民泊の外人さん、公的機関の方、みなさん訪れてくれます。工場稼働中は工場内の熱気と規則正しい機械音に興味津々ですね。

こんにちは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 昨日から本格的に二番茶が始まりました。 今頃の茶畑は緑色だけでなく色々な色です。 やっと二番茶が萌え出たばかりの黄色い茶園が多いですが更新園は茶色に枝がむきだしですし、深めにナラシした所は濃い緑色と様々にモザイク模様となっています。 雲が多めですが梅雨入りも気になるところです。 二茶の共同摘採の様子をYou TubeにUPしました。 ここは広さ2反（20a,600坪）弱あり、コンテナ式摘採機3台で30分で終了しました。 https://www.youtube.com/shorts/aOY2xkjlN44https://www.youtube.com/shorts/aOY2xkjlN44

こんばんは！掛川の深蒸し茶処　東山茶業組合です。 先日は警報級の大雨という事でしたがなんとか無事に済み、ホッとしました。 最近は暑からず、寒からずのいい気温で過ごし易い日となっております。 5，6月の農作業は忙しい！やりたいことだらけ。初夏となり雑草も青々としてきました。 茶畑の上にはこの時期、山芋のツルがよくでています。 むかご（山芋の赤ちゃん）が茶畑の下から発芽してきました。 まだみるい内にそおっとツルを引っ張ると、山芋が育っています。 これって綺麗に抜けて、意外に大きかったりすると自己満足？ こんなことで小さな幸せ感じるなんていいですね！ でもこのツルを抜かずにいると地下で山芋が成長してしまい、抜けなくなってしまい、後で厄介なものになります。まめに抜きましょう！

こんばんは！掛川の深蒸し処　東山茶業組合です。 曇り空でしたがなんとか一日摘採できました。 朝6時半頃陽がさした時、虹が見えたようです、 https://youtu.be/ftoBntBpnsc