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小3生がお茶淹れました

東山日記

こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

松の内も過ぎましたが、最近は朝が冷え込み、夜明けも遅くなり学校に通う子供達は大変です。

東山の小中学生はバス通学していますが、7時過ぎのバスに乗るため、まだ陽も差さない道を歩いて行くのです。

人によっては1キロ以上の道のりがあり、行きは下りですが帰りは上りの坂道となりこれまた大変です。

御存知とは思いますが掛川は茶の産地ですので、社会科としてお茶に関する授業があります。

今日は「東山いっぷく処」にて登山者や訪れる人々にお茶の接待がありました。

淹れてくれるのは日坂小の3年生。

「茶草場農法を知ってますか?」

ススキやササを茶畑にいれて堆肥となり、おいしいお茶になることを丁寧にかわいい声で説明してくれました。

急須を使い茶葉を入れ、2人分ずつ淹れてくれました。

愛をこめて二つのコップに「いち、にー、にー、いち」と声を出し最後のドリップまできれいに出します。

2回呑んで下さいと2煎目は冷まさずポットから直接淹れて、2煎目も美味しかった。

若い人たちは「急須を持ってない」「茶ガラが面倒だ」とか言いますが、こんな子供でも上手に茶葉を扱えます。

大きくなっても故郷のお茶を覚えていてもらいたいですね。