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原木栽培のきのこ

東山日記

こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

松の内も過ぎてようやく正月気分の抜ける頃になりました。

1年の内でも厳寒の頃ですが、日中は穏やかな日が続いており過ごしやすいです。

今頃は原木栽培のきのこ類に種コマ菌を打つのにとてもいい時期です。

きのこのなる木はクヌギ・コナラ・シイ・カシなどの堅木が「シイタケ」向きで「なめこ」にはサクラがよく使われます。

このホダ木のサイズは短めです。太い木で長くすると生木ですので動かすのに重いので短めにしたようです。

原木シイタケは野菜のように数か月で収穫できるものではありません。

種コマを打った所から打った数だけ収穫できるのではなく、種コマからのしいたけ菌が木全体に広がり、あらゆる場所から発生します。

伏せ込み・・打った原木を寝かせるのですが積み上げて遮光ネットなどで直射日光をさえぎり雨は当たるように1年以上そのまま待ちます。

その後、林の中など半日照の場所に並べます。積極的に水を掛けるとよく発生しますが、働かせ過ぎると原木の寿命は短くなるようです。