原木栽培のシイタケ
こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。
昨日はこの付近ではそれほどではなかったですが、関東圏では「春の嵐」並みの荒れようだったようです。
雨の恵みでこの季節は原木栽培のシイタケが勢いよく、原木から発生しています。
ここらでは自家用に使うくらいの量の、ホダ場を持っている家が多いのです。
原木に適しているのは、主にクヌギ、コナラ、カシ、シイなどの広葉樹で堅木といわれています。
あまり細い木ですと、原木として寿命が短いですし、と言って太い木では生木ですので切り出してきたり、移動させるのに重くて大変!
木の伐採は山が紅葉を始めた頃から、春の新芽が出る前の冬の仕事なのです。
生シイタケとして食するのもいいのですが、乾燥させることにより、ビタミンDなどの栄養素が増え、味や香りも格段に上がります。
料亭のシイタケの煮物は、みんな干しシイタケを使ってありますね。
生シイタケを頂いたときは、バター焼きして醤油と砂糖で味付けすると、コクがでるので、我が家では定番となってます。
森は土砂の流出を防ぎ、きれいな水を豊富に蓄え、地球温暖化防止にも役立っています。